「ネットの広告費が高くなって困っている」というのを詳しく聞いてみると、そりゃそうだよね。というのが多いんですね。
正確にいうと、広告費は高くなるけど売り上げも利益も変わらないって意味です。
高くなるのは怠けているから
ネット広告は頻繁な対応や修正が必要です。
理由はかんたんで、毎日、毎時間、毎秒でもお客さまの反応が変わるから。
お客さんがかわったなら、あとはその変化に対応ができるかどうかだけです。
ネット広告は出したけど、やりっぱなしで数字が良くなるわけないですよね。
ネット広告の金額って基本がオークションの入札制なので、他社やライバルが金額を上げたら相場が上がるわけです。
で、世の中にはちゃんとお客さんに対応する企業もあるので、そういうところはどんどん広告費をかけられるわけですね。
そうなるとオークションなので、同じ土俵にいるとこちらも高くなるわけです。
だから、やりっぱなしだとネットの広告費は高くなるのは当たり前。
「やりっぱなし」ができるのはメリットでもあるのですが、デメリットにもなりえます。
「王子駅」の実例で見せているように、ノルマもなく1円出稿の場合などはやりっぱなしです。
広告費高くならないし、成果も求めていないので。
ただこれがビジネスだった場合は、当然の結果です。
だって世の中の変化に対応できなければ、他社が良くなったぶん状況が悪くなるでしょう?
だから、優秀な会社ほど広告費は安くできます。
正確には広告費が高くなっても、それ以上に売り上げや利益を増やせるわけです。
だって、どんどんお客さんの反応に対応してもいいんですから。
タウンページ(電話帳)
ネット検索はタウンページと同じですよ。
ビジネスでは用事のある人が探すから、ちゃんと広告を出しておいた方がいいですよ。
でもこのタウンページ、そうそう内容を変更できません。電話帳広告の掲載期間は、お申込広告を掲載した電話帳の発行月から次回発行月の前月までの1年間とします。
見直しできるのが1年に1回! 季節ごとのキャッチコピーや訴求もできません。※今はわかりません
でもそれでもよかった。
だってライバルも1年に1回しか変更できないから。
ところがネット広告は違います。
出稿も変更も、ちょっと審査があるにしても数時間で広告を出す場所もキャッチコピーもLP(お客さまに見せるページ)も変更ができます。
季節どころか、毎月、毎日、朝晩、地域、性別なんかでも選べるわけです。
え!そんなことできるの!?なんでもできるじゃん!?
これ、やる気がある人からしたら、パラダイスですよ!? 。
AAAのパラダイスを貼っておくので、ここからはBGMとして聞きながら読んでください。
DN系広告
ちなみにタウンページといいつつも、最近ではもうDN系の広告が主流です。
Facebook広告の方がかんたんなので、なじみのある人も多いはず。
DN系は、Yahoo!のYDN、GoogleのGDNというディスプレイネットワーク広告ですね。
1度見たサイトの広告がしつこくでてくるリタゲ(リターゲティング)、リマケ(リターゲティング)※しつこくないように制限もできるんだけどね。
あるキーワードを検索した人にだすサタゲ(サーチターゲティング)、DSK(コンテンツターゲティング) インタレストマッチ、インタレストカテゴリ・・・
いやもう、ここが詳しいからここみて
で、ここまでちゃんとやってる人が、「ネットの広告費が高くなって困っている」というのを聞いたことありません。
実際に困っていたとしても、対応するだけなので言葉にしているヒマもないんでしょうね。
むしろ広告費が高くなれば、中途半端はふるい落とされていきます。
ライバルが消えれば広告費は安くなるので、これまたパラダイス。 同じ状況でも、天国と地獄。 どちらになるかは、ぜんぶ自分しだいなんだよね。
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