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ディープシーク(deepseek)の危険性

AI

ディープシークは危険なのでまだ使うな

中国初の超高性能AIであるディープシーク。
あまりの低コストでありながら性能の高さから、deepseekショックとまで言われています。

アメリカは中国にAI開発させないために、NVIDIAなどのGPUの輸出を制限。
しかし旧型のGPUで低コストなのに、最先端の性能のAIを作ったのでショックなのですね。

 

性能の比較では、月額3万円でもするChatGPTの最上位版よりも高性能、なのに無料。
これは使うしかない!と思いきや、AIに詳しい人からは警鐘が。

ストレートに言うと、ディープシークは危険なのでまだ使うな
実際にもう、台湾やイギリスなどがディープシークを禁止しました。

deepseekは使うなと言われる理由

中国の法律に準拠

DeepSeekのプライバシーポリシーでは、紛争は中国の法律に準拠
なにかしら問題が発生した場合、中国の基準で裁かれることになる。
 
 

データの権利はディープシークのもの

AI学習のための入力データ、知的財産、個人情報などデータはディープシークのもの
たとえばこんな感じでしょう。

中国の無料動画作成アプリCapCut(キャップカット)では、制作物の権利はBytedance社(CapCutの会社)に付与とのこと。著作権やプライバシー権、パブリシティ権、人格権などの権利を放棄が、中国の会社のものになるのと同じですね。
 
 

データ管理は中国のサーバー

入力した個人情報はもちろん利用履歴などのデータも、保管は中国国内のサーバー
これは、アメリカでTikTok禁止になった理由の1つが、データの保管が中国だからというのと同じでしょう。。
 
 

拒否が困難

データ収集の量が多いのに、オプトアウト(拒否)が困難。
というか、選択肢すらありません。

情報がダダ漏れなのは確実でしょう。
 

生成物の責任はユーザー

ユーザーの入力データだけでなく、生成物の責任はユーザー
制作物の著作権やパブリシティ権で揉めても、ディープシークは関係ないよというかんじでしょうか。

実際に中国では、2024年に画像生成AIの制作物で裁判が発生。判決は生成AIサービスの提供事業者に著作権侵害という初の判例があります。※ちなみにネタは「ウルトラマン」

 

あくまで私の想像ですが、意図しない権利侵害のリスクもあります。
例えば画像ならわかりやすいので、「日本のアニメ、どらえもん」で作成した画像。

このキャラクタで何か商売を始めて広く知られるようになったら、権利をもつ企業はだまってないですよね。これは「ドラえもん」だと裁判になるでしょう。

 

上記の判例では、サービス提供事業者に判決。しかしディープシークで作成した場合は、ユーザーに責任が問われることになるでしょうね。

さすがに「日本のアニメ、どらえもん」では故意だと言われてもしかたない。
でも意図せず生成されたものの場合、この世のすべての情報をチェックできませんよね。でも全責任はユーザーであって、ディープシークは関係ないよ、てことですね。こわ。

 

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高性能でどんどん利用者を増やすのは、全世界の情報を収集するためなのでしょうね。
中国のITレベルはとんでもなく高くなっている上に、共産主義ですからなにを企んでいるのかは警戒が必要でしょう。

 

まとめとして結論

高性能で安価だけど、世界中の情報を集めるのが目的なのは明確。
なにより責任はユーザーに押しつけるかたちで、提供する企業としては理想的なうらやましさ。

しかし使う側となれば、迂闊に重要な情報を入力したら利用される恐れがある。
企業なら個人情報だけでなく、機密情報などの整理や分析を行うなどはハイリスク。

ブームだからと、安易に使ってトラブルを発生させないようにしましょう。
もうしばらくは様子見が正解でしょう。