旧「アトレカード」(2013年10月~2016年2月発行)の裏面に記載されたQRコードに紐づくドメイン「atre-club.jp」が、サービス終了後に第三者に取得され、不審なウェブサイトに誘導されるリスクが生じています。
なんてニュースにもなってるけど、これ自社の判断で捨てたドメインでしょ?
いわば、「ご自由にお持ちください」で持っていかれたようなもの。
あたかも不審な第三者から乗っ取りでもあったかのニュアンスだけど違う。
「ご自由にお持ちください」と放棄した側の責任が100%ですよ。
このJREアトレカードで発生した、ドメイントラブル問題。
これWebの知識がないと、ドコモ口座のように今後も定期に発生するでしょうね。
カードの裏面にQRコードがある。このリンク先のドメインを放棄。
だからカードを持ってる人が対象になるけど、会員なら連絡つくんちゃうん?と思ったり。
でも2017年に終了しているならば、今までは更新していたんですよね。
最後は2016年のこのページですから、その後は非表示でドメイン料だけ。

もう10年も経つのでいらないだろう。と、捨てたら今回の騒動だったりね。
「atre-club.jp」サービス終了
アトレが「アトレクラブ」会員向けサービス「マイアトレ」で2015年度まで使用していたドメイン「atre-club.jp」。サービス終了後、ドメインが失効し、第三者に取得された。
【お知らせ】旧アトレカードをご利用のお客さまへ
以前、アトレクラブ会員向けに提供しておりました Webサービス「マイアトレ」において 2015年度まで使用していたインターネットドメイン「atre-club.jp」が、現在、第三者により取得され、アクセスすると不審なWebサイトへ誘導される状況にあることが確認されております。
今回は統合によるイレギュラー
ただ今回の場合、はい、JRE会員とアトレ会員の統合によりドメイン名のatre-clubが終了。
こうなると、ドメインの内容がなくなるので不要というのもわかる。
でも捨てるのは今回もニュースになるように、とても悪手です。
やはりリスクを避けて対処すべきでしょう。
ドメインが不要な状況になった場合
今回のようにドメインが不要になった場合にオススメの対応は、やはり継続です。
アクセスも見込まれるので、放棄は最悪手。
企業の規模を考えても、jpだと年間5000円くらいでしょう。
だったら維持の一択です。
でも5千円でも使わないのにもったいない。と思うかもしれません。
確かにメリットが1ミリもなければ、もったいない。
でも独自ドメインには検索での強みがあります。
現在プッシュしているサービスを紹介するサイトとして利用したほうがいい。
SEO的にもリンクですからメリットは大きいですからね。
つまり、アトレ会員はJRE会員に統合されました。というトップページ。
この下に過去の活動をそのまま残す+別サービスの案内ページなどを作成。
これで放置でいいでしょう。
リスクを避けながら、ネット上ではメリットを発生させられます。
Web現場の判断だけでなく、経営判断としても最適解でしょう。
ちっちゃい会社の場合なら、別企画を立ち上げてリニューアルがおすすめ。
評価を受けているドメインであれば、捨てればとられるけど、自社のSEO対策には使えます。
企業がネット上で影響力をつけるのは、マイナスにはなりませんよね。
なのでドメインも捨てずに、再利用した方がいいでしょう。
もっと小さい1人社長なんかの場合、ぶっちゃけアフィリサイトにしちゃいましょう。
ドメイン代をペイできれば、リスクはさけて損失もありません。
もちろん不要になるドメインの、テーマを引き継いだ専門アフィリサイトです。
これならGoogleの検索ポリシー違反にもなりません。
事前対策
もし今後、ドメインはどうしよう?と思ったら、リスクのない対応を選択しましょう。
例えば、事業に付随するサービスなどの場合は、「フォルダ」か「サブドメイン」。
商品やサービスの場合、期待に反して1年程度で不要になる場合もあります。
なので1年は様子を見て、その時の状況によって独自ドメインにグレードアップ。
キャンペーンや終了が前提の場合も、「フォルダ」か「サブドメイン」。
ゲームなんてのも終了が普通、映画なども上映が終わりますよね。
これも、知名度が上がっていれば独自ドメインにすればいいだけの話。
基本は独自ドメインを推奨なのですが、Webの知識がないと運営トラブルになりますからね。
まとめ
ドメインはちゃんと管理しましょう♪
今回の場合は、なぜか今はサイトが非表示。
しかしアトレは第三者に取得されたと発表しています。
私が取得者ならば、アトレと交渉。
交渉が成立しなければ、アフィリエイトサイトとして稼働。
なんら違法性もない、正規の手順ですから問題になるほうがおかしい。
むしろ話題になっている今こそ、アクセスを稼げるタイミングですからね。
結末はどうなるのでしょうね。