生成AIでまずやるべきことは、自分のバージョンアップ!
生成AIを使っているとわかってくる事実。
「自分」×「AI」になります。
そこでおすすめなのが、自分のバージョンアップです。
自分の文章をチェックしよう
生成AIは言葉を使ってプロンプトという指示をだします。
正確で具体的な指示を出せば出すほど、生成AIも質の高い回答をします。
そこでおすすめしたいのが、自分の文章のチェックです。
あなたの文章力が高いほど、生成AIの能力も引き出せるからです。
やり方はカンタンです。
日記でもなんでもいいので、あなたの文章をチェックしちゃいましょう。
たとえばChatGPTに「文章校正して」指示をして、あなたが書いた文章をチェック。

このページの2行目と3行目をチェックしてみました。
まず自分で思うがままに書いたので、私は問題があるとは思っていません。
しかしこのように回答がでました。
「プロンプトという指示をだします」→ やや説明が曖昧なので、「プロンプトと呼ばれる指示文をもとに動作します」
ん? そうなの?と確認します。
生成AIは言葉を使ってプロンプトという指示をだします。
主語が「生成AI」で「だします」が述語。
生成AIが何をだすの??? ですね、くはぁ。
AIからの修正案は「プロンプトと呼ばれる指示文をもとに動作します」です。
しかし私が言いたかったのは、生成AIへは言葉で伝える必要があるよ。
なので、
「 生成AI使用者は、生成AIへプロンプトという指示文を言葉で伝えます。」
あたりでしょうか。ただ日本語だと主語が省略できるので「生成AIへプロンプトという指示文を言葉で伝えます。」だから文章チェックをしましょう。ですね。
偉そうに語っている私でも1行だけでもダメダメです。
でも自分が間違っている、かつ修正点が分かれば次からはより正確な文章になりますよね。
このように、日常的な文章を定期的にチェックするといいですよ。
仕事をしながら自分の言語化力がアップするのですから。
今回の例は「文章校正」だけですが、指示をもっと詳しく「プレスリリース形式に」など、対象者や目的を明確にすればするほど具体的な回答が返ってきます。
実際、当社はプレスリリース配信の代行をしているので、今は最終チェックは生成AIです。
特にメディア向けの場合はフォーマルな表現が好ましいので、とても助かります。
言語力をアップさせれば、人に対してもわかりやすい説明ができるようになりますからね。
定期的な自分の文章チェックは、強くおすすめします。
専門分野の勉強をしよう
例えばAIはウソをつくと言う場合、ウソだと見抜く知識が必要です。
ウソだと見抜ける人は、そこではAIより優秀だからです。
逆に知らない知識やテーマの場合、そもそもウソだと見抜けませんよね。
ということは、自分の能力以上にはAIは使えないのです。
試しに、あなたのまったく知らないテーマの解説文を依頼してみましょう。
「量子力学を説明してください。」「ドラゴンボールが配信された世界の国は?」などの回答を見ても、知識のない私はそうなんだ。としか思えないわけですね。
これを使えるか?といえば検索などでファクトチェックを行う必要がありますよね。
せっかくの生成AIでも、真偽確認がバカにならないほど労力がかかるわけです。
逆に知っていれば、知っているほど、一瞬で真偽がわかります。
つまり、あなたの仕事や得意ジャンルの知識や経験を磨けば磨くほど、AIの能力も発揮できるということです。
まとめ
生成AIを使うには、自分の能力が必要になる。
特に言語化の能力が求められるので、自分の文章もチェックするのがおすすめです。