【AI活用実態調査】事務職の10人中10人が「便利」と回答も、現場職では毎日使う人がゼロ――職種間で広がる“AI活用格差”
生成AIツールの活用実態を調査したところ、事務・管理・総務職では回答者10人中10人(100%)が「便利になった」と回答した一方で、製造・配送などの現場職では「ほぼ毎日」使う人がゼロという、職種による大きな格差が明らかになったのです。
事務・管理職に限ると、「便利になった」「少し便利になった」を合わせた満足度は100%で、そのうち40%が「劇的に便利で手放せない」と評価。業務効率化に大きく寄与している実態が確認されました。
一方、営業・企画・マーケティング職や現場職(製造・配送・販売など)では利用頻度が低く、特に現場職では「ほぼ毎日」AIツールを使う人の割合が0%となった。職種によって「手放せないツール」か「ほとんど使わないツール」かの二極化が進行していると言えます。
もっともドライバーなどブルーワーカーでは恩恵が少ないので当然。
これを踏まえるとホワイトワーカーがAIを利用していないのは致命的なデメリットと言えるでしょう。
あなたはAIツールを使った結果、これまでの生活や仕事がどれくらい便利になったと感じますか?

AIツール使用後の印象(Q4)「あなたはAIツールを使った結果、これまでの生活や仕事がどれくらい便利になったと感じますか?」という質問に対し、事務・管理・総務職(N=10)では回答者10人全員がポジティブな変化を実感し、満足度が100%に達しました。内訳は以下の通りです。
- 「劇的に便利になり、もう手放せない」:40.0%
- 「少し便利になった」:60.0%
- 「あまり変わらない」:0.0%
- 「逆に不便になった」「手間が増えた」:0.0%
特に「劇的に便利で手放せない」と回答した4割の人は、AIを単なる補助ツールではなく日常業務に不可欠な存在として位置づけています。定型業務の大幅な効率化、資料作成時間の短縮、アイデア整理のしやすさなど、業務の質とスピードの両面で大きな効果を感じていることがうかがえます。
この結果は、管理部門では生成AIがすでに「業務変革ツール」として定着していることを強く示唆しています。一方で、他の職種(営業・現場など)では満足度の高い回答が少なく、AI活用による恩恵に明確な職種間格差が生じている実態が改めて浮き彫りになりました。
あなたはAIツールを普段どのような用途で使っていますか?

AIツールの主な用途(Q3・複数回答)「あなたはAIツールを普段どのような用途で使っていますか?」という質問に対し、全体では「アイデア出し・壁打ち(38.2%)」と「情報収集・下調べ(38.2%)」が同率トップとなりました。
一方、事務・管理・総務職(N=10)に絞ると、以下のように実務直結型の用途で特に高い活用率が見られました。
- 文章・メール・資料の作成:60.0%
- データ集計・分析:60.0%
- 情報収集・下調べ:50.0%
- 企画・施策の立案:50.0%
- アイデア出し・壁打ち:40.0%
事務・管理職では、定型業務の文章作成やデータ処理といった日常業務のコア部分でAIを積極的に活用していることがわかります。
特に「文章作成」と「データ集計・分析」の2用途で60%と高水準となっており、管理部門においてAIが「業務効率化の強力なパートナー」として機能している実態が明確です。これに対し、営業職や現場職ではこれらの用途での利用率が相対的に低く、AIの使われ方が職種によって大きく異なることが改めて確認されました。
コメント一覧
| No | 属性 | コメント内容 | 有益な理由・着眼点 |
| 6 | 京都府 / 男性 / 49歳 | 翻訳がかなり便利になった | 実用的で高評価なユースケースの提示(語学・翻訳需要) |
| 7 | 三重県 / 女性 / 35歳 | Geminiに鹿児島弁を覚えさせたのは感動でした | 方言・ペルソナ学習などプロンプト調整による応用の成功例 |
| 8 | 長崎県 / 女性 / 44歳 | Xでグロックが回答を求められて答えを出していたが、素っ頓狂で理解できなかった。 | 他社モデル(Grok)のUI/UXや出力精度に対するユーザーの困惑事例 |
| 19 | 大阪府 / 男性 / 19歳 | 指示が下手くそで全然違うのができたこと | ユーザー自身のプロンプティング(指示力)の課題を示す意見 |
| 22 | 神奈川県 / 男性 / 47歳 | 回答が不自然なパターンがる | 生成文章の日本語としての自然さ(トーン&マナー)の改善課題 |
| 24 | 愛知県 / 男性 / 44歳 | 履歴書の書き方 | 実務・日常における具体的な作成支援(書類作成)のニーズ |
| 25 | 兵庫県 / 男性 / 46歳 | 標語を考案して佳作に選ばれた | アイデア出し(ブレインストーミング)における具体的な成功体験 |
| 28 | 兵庫県 / 男性 / 70歳 | 数理的な推論が素早くて便利 | 高齢層による計算・ロジック処理能力への具体的評価 |
| 29 | 埼玉県 / 男性 / 39歳 | 曖昧な言葉の問い合わせでも気の利いた回答くれる | 自然言語処理の意図汲み取り能力(曖昧さへの耐性)に対する評価 |
<調査概要>
調査名称:生成AI(ChatGPTなど)活用実態調査
調査対象:全年代均等調査
調査期間:2026年7月21日
調査手法:インターネット調査
調査対象地域:全国
対象人数:120名
調査機関:セルフ型アンケートツール「Freeasy」によるWeb調査
※構成比は複数回答であること、小数点以下第2位を四捨五入していることより、合計しても必ずしも100とはなりません。
