Googleマイビジネスの口コミの悪評
誹謗中傷などは削除申請ができます。
ところが裁判所から命令がでても削除されない、そんなニュースがでていました。
「Googleマップに悪評」歯科医が受けた不条理 開示命令に「記録ない」と言われ、投稿者わからず
流れ
マイビジネス(Googleマップの店舗情報)へのクチコミの、ウソなのに。
つまりGoogleマイビジネスの評判にかかわります。
法的手続き
マイビジネスにクチコミが入った。
内容は全く身に覚えのない悪評なので、法的手続きをとった。
東京地裁からIPアドレスの開示を求める「仮処分」がでた。
なので投稿者の個人情報開示をGoogleに求めた。
でも、開示されなかった。
Googleが開示しない理由
Googleいわく、「対象となるIPアドレス情報を持っていない」とのこと。
記録義務があるのに、持っていない。
その理由は、保存期間が過ぎたから。
通常、保存期間は3~6か月。
でもGoogleに開示要求する場合、アメリカのGoogle本社が相手になる。
Googleはなかなか対応に応じてくれず、あっという間に数ヶ月。
やっと対応まで行き着いたときには、ログの保存期間を過ぎていた。
クチコミ削除も却下
投稿者を特定できないので、ウソのクチコミだけでも削除を試みて名古屋の裁判所に申したて。
しかし裁判官は「具体的な損害が発生していない」として削除命令をださず。
引き続きアメリカの証拠開示制度(ディスカバリー)を利用してチャレンジしているとのこと。
対策
通常はマイビジネスの削除申請を行うことで、誹謗中傷の口コミは削除されます。
ところが今回の場合Googleの認識としては、誹謗中傷にはあたらないという判断だったのでしょう。
検索でもそうなのですが、プロが誹謗中傷を行うと法的に触れないような表現やコンテンツをつくる場合があります。
たまたまかもしれませんが、実際におこりうるんですね。
もしこのような状況ならば、法的手続きは難しいですよね。
まぁ無視もアリですが、ビジネスが動いている場合は気になります。
マイビジネスで悪評が表示されれば、検索の誹謗中傷と同じです。
見込み客が見たら、あまり良くは思いません。(ウソだとしても・・・)
でも検索と同じなら・・・
ですね! と、濁しておきましょう。
まとめ
マイビジネスの口コミ投稿の対しての口コミ投稿。
事実でない悪意のコメントでも削除できない場合がある。
でもネットの誹謗中傷対策と同じ対策が効果的。