エゴサーチをきちんとやってる会社って少ないのでは?
エゴサーチとは
エゴサーチ(エゴサ)とは、自分の名前や自社の会社名、商品名、サービスなどを自身で検索する行為のことです。
芸能人やスポーツ選手などマスコミに登場する人ならば、自分の活動に対する評価をチェックするのが一般的です。
一般人の場合は、アルバイトや就職に際に企業にチェックされるのは常識になっていますね。
エゴサーチのメリット
このエゴサ、自分への評判だけならあまり仕事では関係ないのでは・・・
と思ってしまいそうですが、実はとても関係があります。
むしろこのエゴサーチ対策を行うと、業績へ直結することもあります。
たとえば新規の取引先。
候補に挙がった時点から、相手企業を検索します。
この時に倒産の危険はないのか?過去にトラブルを起こしていないか?
などをチェックしますよね。
ということは自社のエゴサーチを行うことで、他人に見られる情報を把握できるということですね。
まれに誤った情報や、勘違いによって別会社と間違えられている場合。
また、対策済み、解決済みでも過去の情報が表示されていることがあります。
最近なら破産者マップなどもそうですね。
過去で解決している問題であっても知らない人から見たら印象が良くないですからね。
破産者マップの場合は、ある破産者が取引先だかに言われたことから発覚。つまり取引先はその人物を検索して、発見したということですね。
商品やサービスのエゴサ
これは単純に、ストレートな消費者の意見を知る絶好のチャンス。
大企業なら調査会社などが必用かもしれませんが、中小企業なら自社で十分でしょう。
まずは「会社名」、「商品名」、「サービス名」。
ほかに「+評判」「+口コミ」などはチェックしたいところです。
今後の改善点なども見つかる場合もありますし、ツイッター、インスタ、フェイスブックならば直接コンタクトをとれます。
クレームほどではないけど、「不」がつく、不安、不満、不審、不調などに関しては対応することが顧客対応になります。 お礼、謝罪、アドバイスを伝えることで、その「不」をなくすこともできるでしょう。
これだけネットでお客さまが発言していても、顧客への対応をする会社はまだまだ少ないです。 だから、顧客対応という当たり前のことをやるだけでも、高評価につながりますね。
ムーミンバレーパーク
たとえばできたばかりの「ムーミンバレーパーク」。ここがエゴサをすると、サイトに載せるべき情報が見えてきます。
アクセス解析でキーワード分析や、自サイトの閲覧ページで需要がわかります。でもそれらは、すでにこちらが用意した範囲でのページやコンテンツですよね。
それとは別に、探している人が何を知りたいか?
エゴサーチによって、具体的にわかるんですね。
こいう場所の場合は、ツイッターの方がいいですね。
ただ、みんなが「ムーミンバレーパーク」と正式名称を知っているとは限りません。
そこで、Yahoo!で「ムーミン」と検索。
この中から、「パーク」や「飯能」など同じ意味のキーワードをピックアップします。※ヤフーだとこの関連語の早いのでエゴサ向きです。
そしてこれらのキーワードをSNSで検索してチェックします。
すると単語の一致から関連ツイートを表示してくれます。
この中にそれっぽい#(ハッシュタグ)があれば、次はそれもチェックしていきましょう。
まとめ
企業のエゴサは、顧客対応に必要なこと。
このようにしっかり顧客対応すると、これから出会うお客さまへのメッセージになるんですよ。