サッポロラガーがスペルミスで販売中止に。
でも一転して、発売することに。
「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」はもともと1月12日から数量限定で販売予定だったんだけど、なんとデザインにスペルミス。
1月8日に発売中止を発表。
どう考えてももったいないですよね。
だっていわばデザインだけの問題ですから。
もうWEBではデザインを優先する状況じゃないですし。
で、これ、SNSの「もったいない」などの反応を受けて販売することに。
食品ロスなんてのが問題になるご時世ですから、たしかにです。
そこでプレスリリース!
「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」発売についてのお知らせ

なんとこの経緯をプレスリリースでしっかりと配信。
ポイントはここです。
本商品の取扱いを心配される声や、発売を切望する声など多数のご意見が寄せられ、両社にて慎重に検討を重ねた結果、お客様のご意見を真摯に受け止め、発売中止の決定を取り消すことといたしました。
つまり自社としてはそりゃ発売したいですよね。
廃棄するにもコストはかかりますし、デザイナーなりディレクターの責任問題です。
でもあくまで、【お客様のご意見】を受けて発売。
みんなが言うんだから、そうします!ってことです。
これはプレスリリースで重要な「社会性・公共性」にかかわります。
これはマーケティングでは?
なんてうがった見方もありますが、さすが反応がない場合のリスクが高いでしょう。
でも、しっかりお客さま相談センター? SNS?なりでの意見を放ろってプレスリリースで活用した事例だと思います。
実際は、何人くらい?なんてイジワルなことも興味がありますが、品質の問題じゃないのでいいですよね。
このように、仕組みとしてSNSからプレスリリースが繋がっているとこういうトラブル対応にも使えるわけですね。
これだけで数千間円円の損失をカバー。
むしろニュースになって+数百万円の宣伝にはなったでしょうね。