アクセス解析でわかることはサイト構成しだい
アクセス解析を活かすためには、サイト構成がポイントというお話をします。
ビジネスWEBでは、アクセス数だけでは足りないことがわかるでしょう。
アクセス解析くらい入れてるよ、という方は多いはず。
しかしありがちな失敗例は、サイトの構造が整理されていないことです。
アクセス解析のデータではなく、そもそもサイト(ブログ、ホームページ)の構造です。
適当にページを増やすとぐちゃぐちゃになるのです。
果物屋さんなら
例えば、ネット販売をはじめた果物屋さんだとします。
ホームページを作ってみたとします。
わかりやすく3ページだけとしましょう。
微妙なサイト構成例
・当社の理念
・くだもの一覧
・更新情報
このタイプが微妙なのは、仮に「くだもの一覧」に100%のアクセスがあっても、次の手がわからないから。
「当社の理念」でも「更新情報」でも同じですね。
アクセス情報はわかるのですが、その情報から次の手が見えてこないことです。
望ましいサイト構成例
・バナナ
・もも
・ぶどう
このタイプ、「バナナ」に100%のアクセスがあれば、バナナが人気とわかります。
当たり前のことですが、「くだもの一覧」ページでは需要がわからないのです。
「バナナ」を充実させよう!と仮説が生まれるわけですね。
逆に、なぜバナナのページを充実させようと思ったのか?
と聞かれたら、アクセスが多いからです。と答えられます。
ページを充実させる方法
まずは「早い・安い・うまい」のように、商品ごとの需要でページを分けましょう。
・バナナの質 ※質をあらわず言葉で
・バナナの量 ※質をあらわず言葉で
・バナナの値段※値段をテーマにした言葉で
最初は1ページ内に書いて、ヒートマップでチェックしてもいいでしょう。
できるなら、「高給バナナ」、「1か月分パック」、「激安バナナ」と分けられればベストですね。
単純に複合語だけでなく、よりくわしく掘り下げるイメージです
※複合語は「バナナ+○○」「○○+バナナ」など
「バナナ」→「無農薬バナナ」→「ひかりバナナ」
「バナナ」→「オーガニックバナナ」→「ナチュラルヒーロー」
消費者は素人などで、くわしいことはわかりません。
なのでまずは「バナナ」や「無農薬バナナ」と検索して、そのあとはまず検索されません。
が、サイト内でしっかりとページを作っておくことで、知っているキーワードから知らない商品を提案できるということです。
「ひかりバナナ」ってまず検索されないけど、農薬などを嫌がる人へ提案できるわけですね。
さらにページを充実させる方法
コラム的にコンテンツも増やせれば、さらに最高です。
でも「バナナ」なんてコンテンツを増やしようがないだろう。
と思うかもしれませんが、まずは関連ワードをチェック。
「バナナを毎日食べると」なんてありますから、こういう情報を載せましょう。
プロなのですから、詳しい情報を書けるはずですよね。
自分が知らなくても、同業者に聞いたり仕入れ元に聞くなんてこともできますよね。
プロなんだから。
ちなみにこれらの関連ワードは検索されているキーワード。
SEO(自然検索)でも広告でもアクセスにつながります。
SNSでも同じように気にする人がいるはずです。
リスト獲得にも
ここまでできれば、今すぐ売れなくても
・メルマガ登録
・LINEお友達
・SNSフォロー
なども期待できるでしょう。
興味があることを、プロが情報発信をするのですから。
情報発信も乏しい会社のメールやSNSなんて、欲しい人いませんよね。
だからアクセス解析にはサイト構成が大事
この理想的流れも、大事委なのはサイト構成。
需要のあるキーワードで、1ページ1キーワードでしっかり作る。
つまり、検索需要に応えていると、SNSでも価値があるコンテンツになるのです。
そしてその元となるのが、アクセス解析。
アクセス数が多い少ないではなく、需要を探して次の手を打つためのツールなのです。
そしてアクセス解析を活かすためには、サイト構成がポイントということです。
サイトに「ブログ」とか作っちゃって、日記を書いちゃってる人。
今後はかなりWEBでは損をするので、再検討をおすすめします。
日記は日記だけのブログ、サービスサイトとは分けた方が良いよ、ということですね。
といいつつ、このブログ自体がすでにぐちゃぐちゃという・・・w