独自ドメインのおすすめ
おすすめドメインの結論からいうと、このような条件はどうでしょう。
コスト、メリット、リスクのバランスを考えて無難に運用できると思います。
あとで変更できない(大変)なので少しのコストは保険料。
- マイナス評価されないように、信用度の高いドメインを選びましょう。
- 日本人なら限定の「.jp」ドメインがおすすめ
- あとは事業規模とコストで「.com」など普通のドメインを
独自ドメインにメリットと、大きなデメリットのリスク回避の効果はわかった。
じゃぁ、comとかjpとかあるけど、どれを取得すればいいの?って悩むはずです。
前提として、私はビジネスにおいては複数ドメインの取得を勧めています。
仮に3つ取得するとしましょう。
例えばこんな感じでしょう。
- 会社名.jp(.co.jp)
- 会社名.com
- 会社名.net.info.org
商品やサービスが複数あるならこんなパターンも。
- 会社名.jp(.co.jp)
- サービス名.jp
- 商品名.jp
もちろん、規模や力の要れ具合で、「.com」1つなんてのもアリですけどね。
ただ終了が決まってるキャンペーンやサービスの場合、専用の独自ドメインにするのは辞めましょう。
優先するのは信用度の高いドメイン
ズバリおすすめは、信用度の高いドメインです。
この場合の信用度は、スパムフィルターなどの対象にならないこと。
迷惑メールのドメイン指定、ドメイン解除なんてあるように、ドメインごとですべてブロックの対象になります。
ただこれはプロバイダ、サーバー、ウイルスソフト、ツールなどで基準がちがいます。これらを全部チェックするのは無理でしょうから、安全だと思われるドメインから取得しましょう。
フェイスブックでシェアできない例。
これ、無料ブログなどと同じく使えるサーバーのレンタルドメインの1つ。
なんとフェイスブックの基準でブラックリスト入り、シェアできません。
ということは、あなたのサイトもFBでは表示されないということです。
恐ろしい話です。※これは「.net」
そういう意味では、希望するドメインが決まったら、各SNSでドメイン名を入れてチェックするのもいいですね。
このようにメールが届かないだけじゃなく、SNSで使えない、検索に表示されない等もあるでしょう。なのでビジネスならなおさら、値段よりも信用度を重視してください。
専門職なら専門ドメイン
アメリカでは・・・
って書こうとして確認したら、日本でも「.law」ドメインを使えるようです。
https://www.onamae.com/service/domain/law/
ズバリ、「.law」だと法律関係の職業でないと取得できません。
書類の提出が必要なように、「.law」を使える時点で第三者によって存在も職業も証明されることになります。
このように取得条件があるほど信用が高く、悪さをすることがないのでスパム認定などを受けなくなるでしょう。
ただ日本ではまだまだ少ないので、これは対象のドメインがあれば、ですね。
まぁでも私も5分前に使えるようになったんだ!程度なので、これはご参考まで。
おすすめドメイン「.jp」
その場合、最優先がjpドメイン(.jp、.co.jp)です。
理由は取得に条件があるから、信用度が高いからです。
信用度が高い理由は、comよりも【値段が高く】、【日本限定】だからです。
この制限があるので、フィッシング詐欺などの使い捨てドメインに利用されることはまずありません。その結果、健全な利用者が多く安全なドメインという評価になるようです。
ただco.jpは基本的に法人や組合などの組織に限定されます。
基本1組織に1つまでなので、先にjp、その後にco.jpのパターンでも良いでしょう。
ちなみに「.tokyo」などは都民でなくても日本でなくても取得できるので「.com」などと同じって感じですね。
ほか
まぁ一般的には「.com」、「.net」、「.info」、「.org」あたりでしょうか。
ここら辺はメジャーで実績もあるので無難です。
ここらが1年目は安くなっている、ならば大丈夫でしょう。
逆に「.xyz」ドメインのように激安すぎるドメインは要注意。
結局、スパム行為や犯罪に利用するためには、激安であるのが大変魅力で、ブラックリスト登録も増える。その結果、ドメイン全体の評価が落ちるのでしょう。
「.xyz」ドメインを使うの はやめた方がいいとベンチャーのCEOが語る理由とは? https://gigazine.net/news/20210921-xyz-domain/
法人の非営利団体などは、「or.jp」も選択肢に。
非営利法人が対象で、「財団法人、社団法人、医療法人、監査法人、宗教法人、特定非営利活動法人、特殊法人(特殊会社を除く)、農業共同組合、生活共同組合」(JPRS「属性型(組織種別型)・地域型JPドメイン名登録等に関する規則」)などの場合に取得できると。
まとめ
- マイナス評価されないように、信用度の高いドメインを選びましょう。
- 日本人なら限定の「.jp」ドメインがおすすめ
- あとは事業規模とコストで「.com」など普通のドメインを