外国人観光客が増えて困ってる!
でもロクに情報発信してないところがほとんど。
なげかわしいことです。
今回は私の地元の地域イベント、
【王子狐の行列ガイド】を踏まえたお話をしますね。このイベントたった数時間なのに、外国人観光客が5千人弱(警察発表)という観光イベント。
単純に、通訳や翻訳機ではマンパワーが足りなすぎるし、コストもかかる。どう考えても多言語化サイトでしょ。ということです。
そんな外国人観光客への対策などをご紹介します。
外国人観光客へは多言語化
東京オリンピックを控えて、ますます増える外国人観光客。
オーバーツーリズムなんて言葉もあるように、粋すぎた観光によってトラブルが発生する例も。
まぁ世界的な観光地なら予算もつくので、対応は難しくありません。
でも問題は、ローカルな場所なのに観光地になってしまう場合。
ちょっとした和風のイベントとか、アニメの聖地になったりですね。
こういう場合に効果的なのが、翻訳サイトです。
といっても翻訳してくれるサイトではなく、こちらの情報を翻訳してくれる多言語化サイトです。
多言語化サイトの作成方法
いろいろなサービスもありますが、コスパを優先します。
そうなると、ワードプレス+Google翻訳ですね。
地域イベントや商店街くらいなら、余裕で対応できるでしょう。
もちろん、固有名詞などは複雑な文章、スラングでは難しいでしょう。
でも案内をするくらいでしたら、問題ありません。
まずは知りたい情報
ニュースになるような迷惑行為よりも、観光客はちょっとしたことを知りたいだけだったりします。
トイレはどこ? 駅はどっち? ゴミ箱はどこ? とか。
これがイベントだったらスケジュールや物販の場所など。
基本中の基本なのですが、これを看板などで設置するのは大変です。
駅や会場入り口など主要な場所には用意するとしても、いろいろな状況の人には対応しにくいものです。
でもこの「知りたい情報」は、多くの場合が同じ質問です。
ということは、先に書いておいてFAQ(よくある質問)で書いておけばいいだけなんですね。
そして言いたい情報
言いたいというか伝えたい情報ですね。
といっても、【注意事項!】なんて自分の主張をアピールすることではありません。 それらはまず上記の「知りたいこと」から説明するべきことだからですね。
ここでの言いたいことは、メリットがあることです。
たとえば飲食店をすすめたり、おみやげなんかの案内。
聞かれていないということは、そもそも相手の発想にないだけかもしれません。
その場合、知っただけでお客さんになる可能性も高いわけです。
今すぐでなくても、後日プロモーションの案内を送れるようなリストにしていくことができれば、どんどん地域の財産が増えていくわけです。
ここで利益を出せるようになると運営費にまわせます。お店や会社だったら、協賛金を出してもいいな。と思えるわけです。
運営コスト
もちろんワードプレス+Google翻訳以外でもできます。
でも多言語化って、いわば通訳ですよね。
だったら通訳の人を用意したり、ポケトークのような翻訳機があればいいのでは?と思うはずです。
でもコストが合わないことが多いはずです。
翻訳スタッフ。勤務時間、給料。
もう日中だけでも1人1万円以上かかりますね。
ポケトークなどの翻訳機。本体価格、利用料。
通訳スタッフよりは安いですが、どのみち対応する人が必要です。
またこれらは、必ず「人」が必要になります。
そのため、時間や場所も限られてしまいます
対して多言語化ブログ。
制作費用は数万円程度でしょう。
月額費用も、数千円程度。
案内のコンテンツは自分たちで作るわけですから、ブログの箱だけで済むわけです。
そして人の対応は必要ないので、年中無休。
さらに、当日のその瞬間だけでもありません。
候補にして検索したとき。
行くことにして詳細をチェックしたとき。
そんな場合に、注意事項を先に伝えることができるわけです。
問題に対応するのではなく、問題が起きないように先に情報発信をする。
最低限は、トラブル防止。
でもちょっと欲を出すと、利益につながります。
行く気がなかったところでも、行きたくなる。
買う気はなかったけど、ちょっと欲しくなる。
利益がでれば運営費に充てられますからね。
ロクに情報発信もしないで、外国人観光客で困った困った言っている場合じゃありません。
コスパばつぐんの多言語化サイトで、最低限のトラブル防止から利益までめざしちゃいましょう。