作るだけなら無料サービス
さすがに今どきはブログやホームページくらいは作っておかないと・・・ という動機でしかたなく始める場合、無料のブログサービスがいいでしょう。 アメブロとかですね。
商用利用の規約などがありますが、普通に店舗の紹介程度なら問題にならないことが多いようですし、心配ならシーサーブログのようにビジネス利用OKのブログがよいでしょう。
なぜ無料サービスがおすすめかというと、感覚をつかむためです。 いきなりプロに依頼するのも良いのですが、あまり良い結果を聞きません。 なぜなら依頼するあなたが全体像を理解していないと、的確なお願いもできないからです。
また、無料サービスの場合は利用者が多くいるため、アクセスを呼び込みやすく検索でも表示されやすいメリットがあります。 こんな感じで記事を書いて、こんな感じでアクセスが集まるのか。 なんて感覚を無料で手に入れることができるからですね。
WEBでは危険な丸投げ
一般的な業種の場合、丸投げがベストな選択であることはよくある話。 例えば歯医者さんに虫歯の治療を任せたり、寿司屋なら板前さんにおすすめを任せたりしますよね。
ところがWEBの場合は注意が必要です。 そもそも丸投げできる業者がほとんどいないという現実があります。 理由はいくつかありますが、そもそも結果を出せる水準に満たないプロが多く存在しているからです。
この場合の「できない」というのは、例えばWEB特有のルールの把握だったり、集客だったりです。 初期に多かったのは、キレイなデザイン。だけどお客さんが来ない・・・ というパターンです。
「キレイにデザインする」ということと「集客」とはまったく関係ないことです。 この場合、依頼する方としては、当然プロなんだから「お客が来るようにキレイに作る」と思って仕事を依頼するのですが、デザイナーは「集客」に関する知識がなかったりしました。。
これは昔の仕事の場合、スペシャリストは専門分野の仕事をしていれば良かったからですね。 パンフレットなどの「キレイなデザイン」の場合も、コンテンツはディレクターが作り、印刷されたらマーケティング担当者が配布場所などを検討して配布業者に依頼をしたりしてました。
そのため紙媒体のデザイナーは「集客」のことなど考えたこともないからです。 こういう場合もあなたが理解していれば、トラブルを防止できるからですね。
担当者は退職しない人を
社員にWEB担当を任せている場合、あっさり会社をやめちゃったりします。 この場合、ネットに関するノウハウも一瞬のうちに社内からなくなります。 恐ろしい話ですが、現在のように売り手市場では良くある話です。
この一発アウトのリスクを回避するには、やはりあなたがネットまわりを知っておくことは重要でしょう。もちろん幹部でもいいですし、大企業なら複数の担当者がいれば良いのですが、中小企業の場合は社長が知っておくとリスクヘッジになります。
景気だけでなくWEBの特性上、市場に結果を出せる人材はでまわりません。 つまりWEBに明るい人材は、求人で獲得できないのです。
SNSやランサーズのようなクラウドソーシングがが発達し、自分のスキルを簡単に売ることができるようになりました。そのため、実力があるデザイナーやプログラマーは、仕事に困ることもなくなり、わざわざ職を探す必要もありません。
私の経験でも、年商100億、1000億円規模でもWEBができる人は1人もいませんでした。 ※逆にITのおもしろい、とがった会社の方が遙かに人材がいます
これでは担当者がやめるたびに、社内のWEBまわりの水準は低下していくだけなのです。 しかし社長がざっくりとでも理解していると、穴ができても適材適所で外注を使うなりの対処ができるのです。
まとめ
ブログ、ホームページを全体像を知っておくとメリットたっぷり、リスク回避にもなるのです。
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