医療や健康に関連する検索結果の改善
Googleのウェブマスター向け公式ブログにて、アルゴリズムの変更が発表されました。
例えば医療従事者や専門家、医療機関等から提供されるような、より信頼性が高く有益な情報が上位に表示されやすくなります。
ウェルクに代表される、適当なまとめサイト対策とも言えますね。
あくまで私の個人的な考えですけど、こうなると私たちユーザーは、相当なリテラシーが必要になってくるでしょうね。
Googleのいう「信頼性」は、ドメインや肩書、個人のアカウントで紐づけしているのかもしれません。
でも「有益な情報」はなかなか難しいでしょう。
Googleは物事の真偽は判断できませんから、なにかしらのアルゴリズムで「有益な情報」と判断するしかありません。
例えば最近の傾向としてはユーザーの行動。
ページの滞在率やクリック率ですね。
そして「信頼性」からのリンクやアクセスなどではないでしょうか。
こうなると情報の真偽よりも、大きな組織や団体、広告による教育によってかなり世論の操作ができます。
SNSの時代と言ったところで、SNSで語られてるのはマス広告によるものがほとんどだったりするわけですね。
ナレッジグラフというものもありました。
常識をつくる広告による教育
コラーゲンブームなんかもそうですよね。
あれでも科学的に否定して普及するまでは、あたかも肌によいというイメージで販促が行われていました。
。
ほかにも「うつは心の風邪」なんてのもありました。
あなたも信じていたかもしれません。
この場合、自分で興味をもったり好奇心から鬱病をしらべて、いわば「うつは心の風邪」だな。
なんて結論にいきついた人はいないでしょう。
たぶんマス広告によって「うつは心の風邪」というのを知り、普通は疑問も持たず疑いもせずいつのまにか教育されたはずです。
「うつは心の風邪」についてはテレビCMに対して、業界団体が「好ましくない表現」と見解をしめしたといわれています。
※↓これは「うつは心の風邪」の次の「痛み」の話ね。
製薬会社としては見込み客が増えるので、CMを放送するのはわかります。
つまり「うつは心の風邪」というのを信じていた人は、広告によって教育されてしまう人々ですね。
信じていた人は、広告によって考え方をコントロールされました。
これが多数の人になれば広告で常識を作ることができるということですね。
これも素人じゃなくて、健康情報に関係する専門家企業も含めてプロモーションを行うわけです。
でも検索結果では今後も増えていくでしょうね。
こうなると、本当だろうが利益にならない情報は、露出が少なくなるわけです。
そしてユーザーはその情報を探す必要がある。
だから、ユーザーにリテラシーが求められるだろうとおもうわけですね。
そういう視点から考えると、SEOの話ですが、広告の効果は侮れないと言えるでしょう。
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