アメリカのGoogleで10月25日検索エンジンのアルゴリズムをアップデート。
BERTとは「Bidirectional Encoder Representations from Transformers(Transformerによる双方向のエンコード表現)」とのこと。
なんだか難しくてよくわかりません。
ただ驚くことに、ネット上の情報から回答を見つけ出すことができるそうなんですね。
AIの文章解析部を強化
10%もの影響を与える、過去最大級のアップデートとのこと。
クエリ(検索キーワード)を単語からフレーズへシフトを強化とのこと。
勝手な推測なのですが、今までは単語のキーワードを重視。
でも文章でのフレーズへ検索がシフトしているということですね。
単語からフレーズ
Google アプリ:「いけるかな?」篇
そしてよりフレーズだよね、とわかりやすいのが音声検索。
質問:「まだやってる?」 → 回答:「営業時間」
質問:「近くの着物レンタル」 → 回答:「3km圏内の着物レンタル」
このような口語でも回答を表示できるように強化したということですね。
※日本ではまだ
強調スニペット
また、強調スニペットという回答を表示する仕組みは日本でも実装済みです。
例えば、「なんで空って青いんだろう?」と知りたくなった時。
今までなら検索するなら「空 青い 原因」という単語です。
でも「空が青い原因」というフレーズでも今は同じ意味として扱ってくれます。
この場合だと、強調スニペットでこのページが表示されました。
波長の長い青色は散乱を起こしやすく、空いっぱいに広がります。 その結果として空は青く見えるのです。
そしてこのページには、「原因」という単語はありません。
「理由」はタイトルに入っているので、あえて違う単語にしました。
でも、「理由」と「原因」どちらでも、なぜ空は青いのか?という同じ回答で解決する。そうGoogleは判断しているんですね。
そして実際に検索した人にとっても、適切な回答でしょう。
このような「回答」が掲載されているページが、トップに表示されるんですね。
AIでこういう文脈の個所に回答がある。というデータベースを構築していき、最適な回答をピックアップするわけです。
動画からもヒントもわかりますね。
月までの距離もわかる。でも、「甲子園まで」はわからない。
※実際には地図が表示されますが、その意図はわからないとグーグルが言っているようなものです
すべてGoogleが回答しているわけではありません。
あくまでもWEBページを表示しているだけなんですね。
ということは、WEBページにはしっかりと「回答」を書いた方がいいですよね。 ただの日記でもいいですけど、さらに評価は下がり意味はなくなっていくでしょうね。
しっかりとGoogleに利用されるコンテンツを出す。
これがうまくGoogleを利用する方法でしょう。
まとめ
BERTアップデートで、Google検索がフレーズのAI解析を強化。
特に「単語」から「フレーズ」検索も強化。
ビジネスをやる側ならば、Googleに選ばれる「回答ページ」。
Googleに選ばれるには人に選ばれるページを作っていくことですよね。