Google広告は広告グループごとに1ドメイン
FB広告ではFBページごとに独自ドメインが必要でした。
Google広告では、1つの広告グループに1ドメイン(ウェブサイト)です。
これは独自ドメインでなくても大丈夫ですが、もちろん避けた方が無難です。
避けた方が良い理由は、データを正確にとりたいからです。
例えば無料ブログの場合、他のブログとドメインが同じであればデータがまざってしまう恐れがあるからです。
どう計測するか?はプログラム次第ですが、サービスごとにドメインのタイプやファイル構造も違う。そんなもののためにわざわざプログラムを変えるか?と考えるとないだろうという、あくまで私の意見です。
また広告が出ている場合、ライバル会社の広告がでる可能性は高くなります。
最悪広告費を払ってライバル会社へ案内することになりますからね。
かつその広告はなんだったのか?がわかりません。
そうなると、なぜ離脱したのか?などのデータもわかりません。
広告グループは顧客ごとはいかが?
そう考えると、そもそも広告グループをわける理由って何?となりますよね。
よくある例が、商品ごと。
商品ごと
花屋さんならば、商品ごとにこんな感じですね。
みたいな感じが定番ですよね。
ただこれだと、グループは分けるのはわかるけど、ドメインをわける必要性もないんですよね。
お客さんも、花の画像を見て値段見てってくらいでしょう。
お客さんごと
そうではなくて、こういうお客さんの状況で分けたいのです。
なぜかというと、それぞれお客さんは違うポイントをチェックするから。
家庭用なら画像見て値段あたりでしょう。
でもプレゼント用ならば、どんなお祝いなのか? オリジナルにできるのか?なんてのを気にするはずです。
開店祝いのような場合は、まず予算ありき。
失礼に当たらないことが重要でしょう。
ユーザーがチェックするポイントが違う、見るページの順番やクリックの行動が違うわけです。これは行動データになるので、AIの得意分野になるわけです。
この時にドメイン(サイト)も変わりますよね。それぞれの専門サイトになります。SEO的にも専門性が求められるので、検索対策のメリットも見込めます。
P-MAX
Google広告では2021年末から、P-MAXキャンペーンというAIバリバリのキャンペーンがスタートしました。こちらはもう、広告グループすらありません。
データを突っ込んでおけば最適な見込み客とマッチングさせてくれます。
テキスト、バナー、動画などを突っ込んでおけば、最適な場所へ勝手に配信してくれます。
しかも、【最終ページ URL の拡張機能】を有効にすると、表示させるLPやページなども勝手にAIが決めてくれるようになります。
そうなると、クリエイティブとページをしっかりたくさん作っておけば、AIが最適な顧客とマッチングしてくれるわけですね。
そしてこのAI機能をフルに使うためには、しっかりとサイト(ドメイン)ごとのデータを取得したほうが精度が上がるわけですね。
Google広告ではAI機能を活用するために、データが必要。
そのデータもサイト(ドメイン)ごとに収集されます。
AIに最適化できるようにWEBサイトもしっかり構築しておきたいところです。