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社長はワードプレスを作るな

日記

社長はワードプレスを作るな

経営者や社内のWEB責任者などは、サーバーまわりもざっくりの理解でよいでしょう。
まちがっても、これから始める場合は自分で作業をしてはいけません。

結論としては、プロか詳しい人に頼みましょう。です。

よくあるのが、ワードプレスがもう常識だとよく聞くのでチャレンジしてみたい。
カンタンだと聞くので、自分にもできるだろう。

よし、だったらレンタルサーバーを借りてワードプレスの設定手順を覚えるぞ!
なんてのは、社長・経営者はやらないほうが良いですよ、という話。


この場合の「社長・経営者」は、自分仕事をやった方が生産性が高い人です。
ざっくりとした流れを知っていればOK。

あくまで、社内や組織で数名しか人がいない。
かつちゃんとビジネスがまわっている経営者のような人の場合の話です。

そりゃWEB担当者が3人います!
なら、社内で手順通りに作業できないとマズイでしょうけど。

でも兼任でWEB担当者が1人なんて場合は、やめたほうがいい。
もちろん1人社長でも、辞めたほうがいいと思います。

結論としては、プロに頼みましょう。です。
もしくは詳しい人に頼むに限ります。

その理由を説明しますね。

まずは生成AIの回答

まず一般論はどうなのか?というサンプルのために、chatGPTやBardに「経営者のような立場の人が、レンタルサーバーの契約からホームページ作成をするメリットとデメリットを教えてください。」と聞いてみました。

コスト

初期投資が少ない
レンタルサーバーを契約することで、自社でサーバーを用意する必要がなくなります。そのため、初期投資を抑えることができます。

コストを抑えられる
レンタルサーバーを利用することで、ホームページの作成・運用にかかるコストを抑えることができます。また、レンタルサーバーによっては、ホームページ作成に必要なツールやサービスを提供している場合もあります。

コストの節約:
レンタルサーバーを利用することで、自社でサーバーを保有するよりも初期投資やランニングコストを削減できます。特に小規模なビジネスにとっては、経済的な選択肢となります。

安く済むよ!なのですが、スキルがあればね、の話です。
その知識を探してスキルを獲得するコストは、含まれていません。

中小企業の社長が1か月かかって、サーバーと契約してワードプレスをインストールできた!
って、これ社長の仕事じゃ生産性が低すぎでしょ!


社長の役員報酬を考えたら、どう考えてもバカバカしいです。
いや、新卒で手取り15万円でもアホらしい。

 

機能面

柔軟性と選択肢の拡大:
レンタルサーバーはさまざまなプランやオプションを提供しています。ビジネスの成長に合わせて容量や機能を拡張でき、柔軟に選択できます。

プランやオプションを選べるけど、選ぶ基準はわかりませんよね?
私が最初のころ、サーバーのIDすら迷います。「レンタルサーバーのサブドメインとして使えます」
なんて説明されても、その説明の意味すらわかりませんでした。

柔軟性があり、自由度が高い = 自分で全体設計を考える能力が必要

たとえばレゴブロックでお城をつくるとします。

「LEGOのお城作るセット」と「好きなだけLEGOを選べる」ようなもの。
自由度が高い方が、難しいことはわかりますよね。

アップデートと保守の簡略化:
サーバーのアップデートや保守作業は、一般的にサーバープロバイダーによって行われます。これにより、経営者は自社での作業に費やす時間を減らし、本業に専念できます。

確かにWPの自動アップデートで今はラクチンです。
でも、あるときに意味不明なメッセージが表示。

調べたらphpのバージョンが古くてエラーがでた。
なんてあるんですね。 これってサーバーからの設定が必要です。

ほかにもSSL設定が起きたりなんてのも
まぁ、いろいろ要対応なことがでてくるからです。

必要な機能をプラグインで容易に追加可能

その通り!ワードプレスはプラグインが豊富!
でも、何を入れるべきなのか?いれないべきなのか?

これを明確にできる人って、相当な経験がないと迷います。
でも最低限のセキュリティだったりバックアップ。


必要に応じてキャッシュなどの高速化くらいは、必要ですよね。
でもじゃぁその中でどのプラグインが良いのか?設定は?

などなど最低限の機能すら、なかなか迷うべき問題だったりします。
私も数年はチンプンカンプンでしたから。

あとは高望みしすぎてプラグインを入れすぎ。
ショッピングカートに会員制サイトもプラグインで運営
プラグインは特殊で需要がなく、アップデートされなくなる。

WP本体やphpのバージョン、他のプラグインとバッティングして動作不可とか。

セキュリティやバックアップはレンタル事業者が管理

サーバーのセキュリティはそうだけど、ワードプレスのセキュリティはこちらの責任。
ログインURLが/wp-admin/ のフォルダのままなんて、WEB制作会社でもありますから。

バックアップなんかは、サーバーがとっててくれるのもあります。
でも戻し方はわかりませんよね。

データベースのバックアップがあるらしいけど、DBってなんだ???
となることは確実です。

 

経験にならない

WEBで実践経験は大切。
でもこの作業は、社長・経営者の場合はほとんど経験にならないのです。

理由は、多くの場合最初の1回の作業だから。
人生で1回だけかも知れません。

そんな作業のために、時間を割いて勉強をしてもムダだと思いませんか?
仮に1年後にもう1度やることになったとしても、忘れてます。

覚えていたとしても、管理画面が変更されていたり。
必要な設定も増えていたり。

社内の担当者なら、この条件でもアリかもしれません。
でも担当者が辞めたりしたら社内のWEBの知識がドボンです。

「開発」はまかせて「運営」をやるべき

サーバーを借りてワードプレスをインストールして設定する。
これらは、器をつくる「開発」です。

そして作ったワードプレスのコンテンツを作ったり、SEO対策をするのが「運営」です。
一般的にシステムでは「運営」ではなく「運用」と言いますが、「運営」をおすすめします。

「運用」の場合はシステムのみの話。
「運営」はシステム以外も含みます。

サーバーやワードプレスというシステムではなく、記事を書いたり、リンクをもらうなどの行動ですね。
そのために、ワードプレスの投稿方法は学んだ方が良いことです。

いまどきならcanvaくらいは使って、軽く画像の文字入れくらいはやりたいところ。

記事を書くといっても、キーワード選定から。
そうなるとターゲットにペルソナ決めて、テーマを決める必要があります。

役に立つ記事を書いたり、必要に応じてリスト獲得やSNSにリソースを使いましょう。

ワードプレスの設定なんて誰がやっても同じです。
※プロもピンキリだったりしますが・・・

経営者なら、自分の価値が発揮されることにリソースを使いましょう。
インストールくらいならココナラとかランサーズでも5000円程度。

さっさと「運営」の実践をしながら、出てきた疑問を解決していった方が良いですよ。
もちろんコストをかけられるなら、セミナーやコンサルもありでしょう。

あくまで自分しかできないことを放置して、誰でもできる作業なんかしてる場合じゃないのです。
自社、自分のビジネスの「運営」を行いましょう